Bellevue Art Festival

7月の最後の週末、ワシントン州ベルビューのショウに参加しました。


木曜日の朝、飛行機に乗ってシアトルの空港からシャトルで会場へ。
重量ギリギリのスーツケースを2つとぎっしり陶器の入った手荷物をもっての移動は
いつもなかなかの力仕事です。
空港からのシャトルでは、横須賀のベースから里帰りするところだという若者と
同乗することに。
まったく知らない土地なので周囲を注意深くみていないと、、、と思いながら
落ち着かない気持ちで話をしていましたが、さすがは地元の人、
目的地が近づいたときに、彼がドライバーにかなり細かく道案内をしてくれたので
会場の目の前にばっちり到着。
この彼の助けがなければ、
重い荷物を引いてもう少し遠くから歩く羽目になっていたところだったなあ。

ブースに着くと、レンタルしたテントやテーブルが無造作にゴロゴローっと置かれていました。
組み立て方についてのなんの説明もなし。しかも今回は助っ人もなし。
テーブルに登ったり降りたり(テーブルから派手に落ちて周りの人が寄ってきてくれたり)しながら
テントとテーブルを組み立ててみたら、オーダーしたつもりの照明がない。
こういうことだけは避けたいと思ってレンタル会社にレイアウト図面を事前に送って確認し、
これでオッケーというリストを信用してオーダーしていたのに、
照明をつるすための棒だけがさびしくごろんところがってました、、、。
万が一ライトはなくてもそれほど暗くないだろうと思って持ってこなかったのも誤算でした。

ブースは暗い、そして歩いていけるところに照明を売っているようなお店もない、
レンタル会社に問い合わせて会場にいる担当者を探したけれども見つからない。
知り合いは誰も参加していないショウだったので
初日は少々暗くてもまあいいか、、、とあきらめていたのですが、
近くのブースに、友達の友達で一度だけお会いしたことのあった作家のかたがいたので
挨拶をしたところ、ありがたいことに、
車をレンタルしているので照明を買えるお店に連れて行ってくれることに。
3回目の出展という彼女には、ショウをとおして色々お世話になりました。

夜まで準備をして無事に金曜日の初日を迎えることができました。
今回は金、土、日の3日間のショウ、
金土は9:30amから9:30pm(日曜は夕方まで)という長いイベントで、
このショウと屋外でのアート・クラフトショウを含めた3つのショウが同時開催されており、
ベルビューのダウンタウンは、年に1度のアートウィークエンドでにぎわっていました。


木曜の夜8時半ごろ、屋外ショウもセットアップをやっていました。


ブースには沢山の方たちが立ち寄ってくださいました。
中には、3日間毎日立ち寄ってくださった方もいらして本当にありがたい。
今回は作品をお買い上げくださった方たちのほか、オーダーをしてくださった方たちも。



じっくり見てくださる方たちもいてうれしい。
(上に見えるのが連れてってもらって買った照明)


会場はショッピングモール Bellevue Squareのパーキングスペースなのです。

会期の後半からは、夫が残りのスーツケースを運んできてくれました。
追加の照明や足りないものをお願いして後から持ってきてもらえてたのは助かった。
未知の場所、助っ人なし、車なし、、、でどうなることかと思いましたが、
いろんな人にものすごく助けられ出展することができました。
わたしも今回遠方からでしたが、今回もかなり遠くから来ている作家の多いショウで、
隣の作家さん(女性)は3日かけて車でカンザスから。
このあと一週間ポートランドで一人でキャンプしたりして
最終
的にカンザスに戻るのは8月の終わりなのと言っていました。
(女性一人で一週間キャンプはたくましい、、、)

こういうショウに来るといつも周りの作家の方たちがパワフルなことに驚かされます。


帰りに飛行機から見た山。みんな写真をとっていたのでわたしも。

ショウの翌日の朝、飛行機でカリフォルニアに戻りました。
着いたらゆっくりしたいところでしたが、
期日のせまったオーダーの品を出発前に完成できなかったので、午後からはろくろ。
でもこういうほうがダラダラしなくていいのかも。

このショウが終わってからもう10日が経ってしまったなんて。本当にあっという間です。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください