パンデミック後 初のイベント

カリフォルニア・パームスプリングスで、毎年2月に開催されているモダニズムウィーク。
今年はCOVIDの影響で4月の中旬に開催されました。
モダニズムウィークでは、
この地域に建てられているミッドセンチュリー建築のツアーがいくつもあり、
普段は見れないお家の中も見てまわることができます。

今回、モダニズムウィーク内のオフィシャルイベントとして行われていた ビンテージショウの一角のちいさなアートセクションに参加しました。 かなり小規模なもので、週末といっても土曜日だけ。 しかもパームスプリングスは自宅から車で約2時間程度なので、 一年以上あいた久しぶりの対面のショウではちょうどいい規模だったと思います。

会場はTemple Isaiahというユダヤ教の教会のパーキング。
(写真はTemple Isaiahのウェブサイトより)
このTemple Isaiahもモダニズム建築の一つで、
1950年前後にE. Stewart Williamsという建築家によって設計された建物とのこと。
こちらの建築物もモダニズムウィークのイベントの一つとしてガイドつきのツアーが
あったようでした。

イベントはまだまだCOVIDの影響もあったのか、かなりのんびりしたものでした。 入場料のあるイベントだったので、エントランスでは一人一人に検温も。
(あとから思えば出展者側は誰も検温されなかったけど、、、?)

会場はほとんど地元の人かと思っていたけど、
他の作家の方も、お客さんも、聞けばロサンゼルスだとか他州だとか、
聞いた中では「地元だ」という人は少なかったようなかんじ。
ちょうど砂漠はハイシーズンで、ホテルも軒並み高い季節なぐらいだから、
あちこちから来ているというのもうなずけます。

テントを組んだり作品を並べたり、
久しぶりすぎて、なかなか大仕事だなと感じてしまい時間がかかりました。
でも時間があきすぎたあとの助走としては本当にちょうどよかった。
短い時間ながら、久しぶりに対面イベントで楽しいひと時を過ごせて
良い小旅行になりました。

春になり、ワクチンを接種した人もどんどん増えてきて、
昨日は、野外ではマスクは不要というルールも発表され、
徐々にいろいろな制限が解除になり、通常の生活に戻りつつあります。
対面のイベントに参加する、と決めたことが
以前のような活動ペースに戻るための準備にもなっていたので、
良い時期に良いきっかけをもらえたなと思っていました。

パームスプリングスに向かう道中のフリーウェイは、
もうすでにパンデミック以前の金曜日と変わらないものすごい渋滞で、
もう世の中はすっかり動いているというのも実感しました。
家にいて制作ばかりしていると気がつかないことも、
いろいろと肌身に感じられた週末でした。

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