ワックス。
日本では撥水剤にあたるものだと思いますが、
釉薬などをかける前に、釉薬がかかってほしくないところに塗っておくと
はじいてくれる、というもの。
写真のボトルのラベルには、Wax Resistという文字も見えますが、
絵や模様をワックスで描いておき、上から釉薬をかけると、
ワックスで描いた部分が絵として残る、という使いかたをする場合もあり、
その技法はWax Resist(ワックスリジスト)と呼ばれています。
わたしの場合、模様は紙をカットして使っているので(ペーパーリジスト)、
その部分にはワックスは使わないけれど、
それ以外の部分にワックスを多用していた時期がありました。
素焼きのあとだけではなく、
乾燥前の状態で、スリップがかかってほしくない場所(底とか口もととか)にも。
でもいつだったか、ある時から、
ワックスを使うかわりに、スリップをスポンジでふき取ることにしてしまったので、
出番はほとんどなくなってしまいました。
だいたいそういうことになるのは、
タイミングわるく買い足した直後とかだったりする、、、。
そんなわけでほとんど使ってないボトルが2つもあるけれど、
やり方は時間とともにいろいろと変わったりするので、
またそのうち何かで出番があることもあるのかもしれません。
いよいよ猛暑の週末がやってきます。日本も台風が近づいているとか。
くれぐれも災害に気をつけて良い週末を!