むかしの写真を見ていたらふと目に入ったこの写真。
2年前に訪れたアリゾナ州の、
フランクロイドライトの建築タリアセン・ウェストで見た彫刻の写真。
Heloise Cristaという女性彫刻家の作品で、
タリアセンウェストの庭には彼女の作品が随所に展示されています。
具象と抽象がとてもユニークなバランスで組み合わさっている素晴らしい作品たち。
またいつか、機会があったら見たいなと思っています。
タリアセン・ウェストに展示されている彼女のブロンズ彫刻の多くは野外に置かれていて、
砂漠ならではの空気や植物に囲まれ、それがまたとても素敵なのです。
そんなHeloise Crista。タリアセン・ウェストで見て初めて知った彫刻家でしたが、
調べると、1926年神戸生まれで、日本にゆかりのあるお方でした。
カリフォルニア大学を卒業したのち、タリアセンで暮らしていたとのこと。
そして2018年3月11日、
タリアセン・ウェストのお家で、92才の生涯を閉じた、ということらしいのですが、
わたしがタリアセンをたずねたのは、
ちょうどその翌日、2018年の3月12日だった、ということに、
写真の日付で気がつきました。
3月はまたアリゾナ。
今年は立ち寄れないけれど、タリアセン・ウェスト、またいつか訪れたいです。