弾丸旅から帰ってきました

昨晩は雨とすごい雷のなか、日づけがかわる直前に自宅にたどり着くことができました。

暗い写真でごめんなさい、なのですが、
この景色を見るとスコッツデールに来たな、と思うの2つの岩山。

アートショウの、あまりにギリギリのキャンセルに昨日は驚きましたが、
始まってからではなかったのはよかったんじゃないかなと思います。
スタートしてからの打ち切りは時々ありますが、
いまみーんなせっせと組み立ててる、って時に、いきなり片づけってそうそうない、、、けれど。
ほとんどの作家は他州から来ていて、中には片道に数日かけてくる人もいて、
たとえブース代が返ってきたとしても大赤字だと思いますが、
それ以上に主催者の抱える損害は大変なものだったと思います。
今日、非常事態宣言があったことを考えると、いろいろがギリギリの結論だったのだろうなと思います。
先週までは、LAマラソンもあったしアートショウもなんとか最後まで完走したショウもあり、
(途中で打ち切りのショウもあったということですが)
ほんとにこの数日で急に流れがかわったな、という感じでした。

わたしはというと、旦那さんとともに36時間の弾丸B級グルメツアーに行って帰ってきた、
と思うことにしています。
だって、たったの36時間でおよそ970マイル(約1560km)!
今回はちょっと遠回りをしたっていうのもあったんだけど。
これはほぼ日本の本州縦断の距離で、それを1日半で帰っちゃうってなかなかない。
初めて通る道なんかを、ローカルのタコスやブリトーなどをほおばりながらひた走った、
(そして途中、会場でテントや棚をひろげてまたすぐに閉じ、、、)
そんな旅でした。

それに昨年以降久しぶりの作家さんたちにも会えたし、
テントや棚を広げていなかったら、
もっとあっさりと挨拶で終わっていたかもしれなかったから、
(広げちゃったからダラダラ片付けたというのもあるけど)
この無意味なセットアップも悪くなかった気もしています。

本当は、セットアップの前に宿のチェックインだけでもとも思っていたのですが、
大雨が降るまえに作業を終えたいというのもあって宿にはよらずに会場に行ったのも、
宿のキャンセルには都合がよくラッキーでした。
すべてキャンセルしてしまったことで、
最後の日に会う約束をしていた人とは会えず、とても残念だったけれど、、、。

そして今朝、キャンセルの旨をつたえるニュースレターを発行したら、
お客さまたちや友人たちがあたたかいメッセージをくださったり。
昨年作品を買ってくださったという方が、Thank you for making the trip. と。
また、まだスコッツデールにいるならここに寄ってみるといいよ!というオススメをしてくださった方も。
(そうそうそこホントは今回寄ろうと思ってたのよーってとこだったので寄れず残念)
こんな言葉を誰かにさりげなくかける、という素敵なこと教えていただけたのも、
こういう展開になったからかもしれないと思っています。
だってニュースレターに返事するってわたし自身あんまり考えたこともなかったし、、、。

現実的には経済活動としての打撃はあったけれど、それはこんな状況ではみんなあること。
この先もひとまず今できることをしずかにやっていこう、と、
コロナウィルスの影響を肌で感じながら思った旅でした。

長くなっちゃったけど、自分のためにも記録です。

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