あと2週間後にはまたアートショウ。
乾燥したり焼いたり釉薬かけてまた焼いたりという工程があるので、
前日に徹夜して仕上げましたということができないのが陶芸。
逆にそれができてしまったら、
毎回前日は寝ずにがんばることになってしまったりするのかなと思ったり。
アートショウやクラフトショウがあると、
そこに向けて作品を仕上げていくことになります。
そして昨日のはなしではないけれど、
それなりのまとまった作品数を作っていくことになるので、
そういうイベントが設定されているということが
多かれ少なかれ修練(?)の場になっているんだろうなと思います。
そこまでの作品の数も、それからショウに繰り返し出展こと自体も。
3-4年前にしばらくの間、
作品をどんどん作ることもアート・クラフトショウをたくさんやることも
義務のように感じてしまった時期があり、
ものづくりの身近な仲間にも、パッションが足りないと言われたことがありました。
いやもぅ本当にそうだなと自分でもものすごく腑に落ちたので、
率直な意見をきかせてもらえたことは本当に今でもものすごく感謝しています。
そこからすこし、ショウのペースを落としたりした時期もあったのですが、
その後、まただんだんと楽しめるようになり今にいたります。
繰り返しつづけていけば必ず波もあるもの。
山あり谷ありいろんな波のなかで”数”をつみかさねていくことが
すこしでもなにか”質”につながったらいいな、と思います。