過去の作品の写真をふりかえってみると、作品の全体をうつしている写真もありますが、
家政婦は見た!の市原悦子さんみたいに一部隠れたかんじの写真が多いです。
特に意味はないのですが、このほうがなんとなく気に入っています。
よく考えてみると、わたしの作品自体、
模様をわざと見切れるような場所にレイアウトしているので、もともとそういうのが好きなんでしょう。
(となんか他人事みたいですが)
たぶんもともと好き、というのもありますが、
学生時代に日本美術史を学んでたのが多少は影響しているような気がします。
ダイナミックにアシンメトリーな構図になっている屏風やら襖絵、水墨画をたくさんみていた時期があり、
かっこいいと思っているというのもあるのかも。
昔の名画のようにという意識はまったくないけれど、
過去にたくさんみてきたものがなんらかの影響をしているということはあるのかな、と思います。
でも家政婦は見た!はそんなに観てきてないので、
そこからの影響はないといってもいいと思います。なんか似てるけどね。