Xiem Tools




Xiem、たぶん”シム”って読むのだと思うのですが(ズィム、みたいに呼ぶ人も。ベトナム系の名前)、
南カリフォルニアのPasadenaという街に、Xiem Clay Centerという陶芸スタジオがあります。
カリフォルニア在住の陶芸関係者なら聞いたことあるスタジオだと思うのですが、
このスタジオの創設にかかわったKevin氏が立ち上げたのがXiem Tools

Kevin氏はもともと、有名デザイン大学アートセンターでインダストリアルデザインを専攻し、
のちにXiem Clay Centerを運営し自らも陶芸制作をされていた方。
Xiem Clay Centerにはわたしは通っていないのですが、
むかしスタジオセールに参加させていただきそこではじめてKevin氏にお会いして以来、
何度かお話しさせていただいたことがありました。
彼が立ち上げたXiem Toolsは、
インダストリアルデザイン専攻というバックグラウンドが生かされていて、
こんなのあったら便利、という工夫がつまったツールがいろいろラインナップされています。
ここ数年でずいぶんふえてきたポップでカラフルなカラーリングも、
Xiem Toolsが草分けだったんじゃないかなと思います。
個人的にはこういうカラーリングが特別好きというわけではないけれど、
土にまみれても探し出しやすいという点ではすごく機能的なんじゃないかなと思っています。

わたしが気に入っている道具のひとつはX Sponge
はじめて買ったときはスポンジ部分が取れないものでしたが、
今はスポンジ部分だけ交換できるようになり、より使いやすくなったと思います。

陶芸ツールの世界って、ひと昔前はかなりニッチな世界で市場が小さく、
大量生産にむかない世界だったと思います。
高いお金をかけて金型をつくってプラスチック成形してもそんなに買う人もおらず
全然コストが合わない、、、みたいな世界。
だから割と少量からでもつくりやすい木や金属などの素材が中心だったと思うのですが、
陶芸人気の時代にうまく合ったのか
こういうツールが出てきて陶芸を楽しみやすくなったことが追い風になったのか
小ロットでもプラスチック製品がつくれるようになってきて需要とのバランスがあってきたのか
わからないけれど、
水にも強いプラスチック製のXiem Toolは、今の陶芸人気にとてもマッチしていると思います。
なにより、デザイナーが手がけることで、これまで配慮されてこなかった使い勝手が
いろいろと考えられているというところがあたらしいと思います。
これからもどんなツールが出てくるのか、とても楽しみです。

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