Scottsdale Art Festival

先週は今年初めてのショウでした。

アメリカ有数のリゾート地として知られているというアリゾナ・スコッツデールでのショウ。
初めての場所でした。

今回のショウは、金、土、日、の三日間。
この季節までアリゾナとカリフォルニアでは1時間時差がありますが、
この週末の日曜日から西海岸も夏時間がはじまるため
水曜日にアリゾナに入って一足先に1時間早い生活がはじまりました。
木曜の夕方、会場でセットアップ。夕方は涼しいのかと思いきや、まだまだ蒸し暑い。

おだやかな天候の中、金曜からショウがはじまりました。

リゾート地だからかな?他州からというお客さんもちらほら。
作家の方たちもほとんどが他州から。しかもかなり遠くからも。

ショウの旅のときは、出発がおくれたりして遅い時間にチェックインすることもあるので
なかなか機会もなかったけど、今回は初めてAirbnbで宿泊しました。
かわいらしい一軒家に住む今回のホストさんはとっても親切な方で、
ショウの合間に、水分をちゃんととってね、とメッセージを送ってくれたり、
最終日にはブースに足を運んでくださったり。

3日間のショウを終えて、夕方、そのままカリフォルニアへ向かいました。
フェニックスあたりで見た夕日。

今回のショウはファインアートショウの世界ではハイクラスのショウのひとつとして知られていて、
今年のあたらしい挑戦のひとつでした。
運良く出させてもらえることになりせっかくの機会なのだから、

作り慣れているものばかりを数多く作るのではなく
リスクのあるものにも思い切ってトライしていこうと思って、
年明けからの2ヶ月半の間に、失敗に失敗を重ねて、出発直前ギリギリまで粘りましたが、
結局思い描いていたものたちが、すがすがしいほどの大失敗に終わりました。
重なる失敗の原因が少しわかりかけたかも、、、というところで時間切れとなり
アリゾナ出発の日を迎えることになりました。
限られた時間を新しい試みに費やしたため最終的な作品数も少なく、
そのほとんどが花瓶やカップ、ボウルなど作り慣れたものになってしまいました。
自分としては物足りない展示にはなってしまったけれど、冒険したかったんだから仕方なし。
それにこういうせっぱつまった状況でもないとここまで試したりできなかったとも思うので、
思い切ってやれたいい機会だったかなと思っています。

ショウ自体も今までとはだいぶ違った展開でいろいろ勉強になりました。
周りの作家の方たちもとてもフレンドリーな方たちばかりで、
彼らの話からも、今まで考えたこともないようなことを考えたりするきっかけをもらったり、
とにかくいろんな面であたらしい経験をさせてもらえたショウでした。


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