はじめのきっかけ

8月ももう6日。早いです。。。

こちらは、初めて模様を使って作ったなつかしの作品です。

きっかけは、2008年のあたまに1学期だけ取った、カレッジでの陶芸クラスの
カリキュラムでした。
カレッジは、普段通っている工房とは違い、シリンダー何本、お皿何枚。。。と
課題のようなシステムで授業が進められます。
勉強にはなりますが、人によっては、あまり自由ではないのでつまらない、と
感じる場所かもしれません。
そのなかにあったテーマの一つが、ペーパーレジストでした。
新聞や広告の写真の、人物や動物を切り取って貼りつけてスリップして、
そしてグレーズをかけなさい、というのが課題だったのですが、
人物や動物を使うことに、あまり面白いイメージが浮かばなかったのと、
模様を切って貼ったらキレイかな?と思い、トライしたのがこの作品たちです。
(グリーンのお皿は、Oribeというグレーズですが、日本で言う織部と
まったく同じかどうかはわかりません。。。)

そしてしばらくの間、この手法はまったく使っていなかったのですが、
1年後ぐらいに、ふと、模様もテクスチャも精度を上げて、
もう少し掘り下げてみたい、と思い、試行錯誤がスタートしました。

ずっと通い慣れている環境とは違った場所や、
違った人たちとのコミュニケーションが、あらたな表現を模索するきっかけを
与えてくれたように思います。
またいろいろ飛び出していけたらいいな、と思います。

1件のコメント

  1. SECRET: 0
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    マットな色合いで、北欧のアンティークっぽい器ですね。
    好きです

    違う環境に自ら飛び込む事も、時には必要なんですね~。
    なんか、色々考えちゃう・・

  2. SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは!
    環境を変える、少し離れて寝かす!? 本当に何がきっかけORヒントになるかわかりません^^
    何事も経験、無駄は無いのだと思います。常にチャレンジと好奇心を持ち続けたいですね~

  3. SECRET: 0
    PASS:
    aimonsさん、
    後ろの白いほうはマットなのですが、手前のグリーンは
    光沢でピカっとしたかんじなのです。
    このとき他にも何枚かやったのですが、釉薬をのせすぎたせいか、
    模様がまったく見えずただの無地のお皿、なんてものも。。。

    aimonsさんの、陶芸と書道の世界の融合もこれから益々楽しみですね!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    Blog_Mayaさん、
    旅先や自然のものに感動して。。。というような
    ロマンのあるきっかけではなく、実に地味な出会いでした(笑)。
    他人の作業や本などで見たことのある手法でも、
    自分がいざやってみて、はじめて自分なりの模索や発見が
    生まれるんだなーとあたりまえのことを知るきっかけでもありました。

  5. SECRET: 0
    PASS:
    Potter-Yさん、
    何年も前に試したものが何かのきっかけで形になったり、
    別のアイディアと結びついたり。。。とはまさに、
    たくさんのひきだしを持っていらっしゃるPotter-Yさんこそ、
    きっとそういうことの繰り返し、そして積み重ねを
    なさっているのだろうなーと思います。
    これからも色々勉強させてください!

  6. SECRET: 0
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    usupinさん、
    おっしゃるとおり、どこに制作のヒントが転がっているか
    わかりませんよね。
    まわりの環境かもしれないし、過去の自分のアウトプットかも
    しれないし。。。
    常にチャレンジと好奇心を持ち続けたい、本当にその通りですネ!

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