普段の制作と並行してすすめているのが注文の作品。
注文の作品って、自分の技術を成長させてくれる良い機会だなと思います。
あんまりつくったこともない大きさの花瓶を、結婚記念日までにお願い！だとか、
受注から納品まで短かかった骨壷のオーダーは
まだ安定感もなく失敗も多かった頃だったにもかかわらず、
もうお亡くなりになったので急いでほしい、、、だとか、
ヒヤヒヤものの納品もいろいろありました。
何しろ、焼きあがるまで確実なことは言えず、ただただ祈るしかないし、、、。
冷や汗の連続ですが、
自分が作れそうなものだけつくっていたのではやって来ないハードルだからとても良い機会。
あんまり経験がないものは、たいてい一回でうまくいくことは少なくて、
あやういというか、あやしい出来ばえのものは、なんとかこれで進めてしまおうと思っても、
必ずどこかでこわれたり失敗したり。
でもこわれて逆にホッとしてまた一から、、、というのを何度かくりかえしてやっと完成したり。
もうほんとに、注文に育ててもらっているなと感じます。