時々ふと思う

海外にいると、たとえ永住権を持っていても
どんなきっかけでいつ帰国になるかはわからないもの。

今のところ日本に引っ越すという予定はないけれど、
これまでも、とくに自宅で制作をするようになって初めのころは、
窯など大きなものを迎え入れるときや、なにか決めなくてはいけないとき、
もし帰ることになったら?と思ったりすることもありました。今も時々。

海外にいなくったって、岐路に立たされるきっかけはいろいろあるだろうし、
さんざん悩んで思い切ってマンション買ったとたん転勤になった、
みたいなことも起きたりするから、考えるときりもないけれど。

帰国ではなくても、なんらかの事情で陶芸ができなくなったら、ということも時々考えます。
たとえば高齢になってもつづけているのかな、というのも。
そう考えると、制作の環境をより良くするためにいろんな設備をととのえていくのって
大変なこと、とも思います。

だからといって、将来を案じて今をがまんする、っていうのも
とてもおかしなことだとも思うので、
(健康のためなら死ねる、みたいな?ちがうか)
とにかく今できることを悔いなくやって、
できない状況になってからどうするか考えよう、と思っています。

パソコン一つで世界のどこでも作業できる、という身軽さとは陶芸は本当に対照的。
身軽じゃない、陶芸はホントに。

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