かたがき

陶芸をやってますとか、うつわをつくっていますと言うことはあっても、
作家だとか陶芸家だとかと、みずから名乗るのはなんとなく気がひけるので、
自分からそのように自己紹介することはないけれど。

でも、お客さまに作品を販売するとなると、
お客さまは当然、
その作品を販売する作家を、仕事してものづくりをしている作家として見ていて、
そこを、いえいえわたし違うんです、まだまだそんな、というスタンスでいるのは、
無責任なことだと思っています。

呼ばれる肩書き、名乗る肩書きはどうであったとしても、
作品を送り出す立場として、
その作家の背景が、何年陶芸をやっているだとか、修行したのか独学なのか、
フルタイムだとかパートタイムだとか趣味だとかはお客さんには関係なくて、
作品を気に入って買ってくださるお客さんからお金をいただいて作品を送り出す以上
それは”仕事”であり、
送り出す側は責任ある立場であることは間違いないのだから。

ものづくりの世界で活躍されている先輩たちには到底、足元にはおよばないわたしですが、
だからと言って、わたしはまだまだそんな、、、、というのは、
ただの個人的な思い。
それは風呂敷かなにかにとりあえずくるんで脇においておいて、
ひとつひとつだいじに作品をつくっていきたいなといつも思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください